活動レポート東北コットンプロジェクトの活動レポートです。

花見の会

2011.09.02

9月2日、「荒浜 ワタの花見会」が行われました。

6月に種をまいてから約3ヶ月、綿は白く、大きな花を咲かせ始めました。
これをきっかけに、東北コットンに関わる方々が交流できる場をつくろう、
ということで企画されたのが、この「花見会」です。
当日は、午前中に畑の草むしり、午後に親睦会をかねた花見会というスケジュール。
生産者や地元住民、プロジェクト参加企業、関係者が一同に集まり、にぎやかな1日となりました。

この日は大型台風12号が西日本に接近し、仙台も大雨というあいにくの天気。
それでも、朝の草むしりからたくさんの人々が集まりました。
綿は膝から腰のあたりの高さまで育ち、青々とした葉を茂らせています。
雑草もすくすくと伸びて、草むしりも大変でしたが・・・。植物の生命力はすごいですね。
100名ほどが、午前中いっぱいかけて草を抜き、終わる頃には太陽も出てきました。
目の前に広がるのは、整然と綿が並ぶ畑の光景。草むしりの疲れも吹き飛ぶ、美しさでした。

午後からの懇親会は、生産者代表赤坂さんを皮切りに、宮城県、仙台市、地元農協からの来賓の方々が次々に挨拶に立たれました。
このプロジェクトの意義、アグリビジネスの可能性への期待など、感謝と歓迎が込められ、地元行政の協力体制に心強さを感じます。

さて、メインイベントの花見会。桜の花見のように満開の花を見ながら、というわけにはいきませんでしたが、たくさんの料理やビール、地元のお酒でお花見気分を楽しみました。
「手作りだから食べて」と農家さんがすすめてくれたずんだもち、おいしかったですよ。
アパレル企業や商社、生産農家、報道関係、行政の方など、日頃あまり交流のない方々と出会い、本当にいろいろな立場の方々が関わっているプロジェクトなんだな、とあらためて感じます。
いつのまにか地元の子どもたちも集まってきて、なごやかな空気が流れていました。

参加したみなさん、お疲れさまでした。今度は収穫で、お会いしましょう!